一般皮膚科
皮膚の疾患について
当クリニックでは以下のような皮膚の疾患を診療します。
他にも皮膚の疾患でお困りでしたらお気軽にご相談ください。
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アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎は、皮膚バリア機能障害やアレルギー体質などを背景にして、かゆみ、定型的な皮疹、乾燥肌などの症状が出現します。発疹は顔や首、肘の内側、膝の裏など様々な部位に見られます。小児では掻きむしりによる皮膚の傷が原因で「とびひ」などの二次感染を引き起こすこともあるため、適切な治療とケアが重要です。
治療内容
早期にできるだけ炎症を抑え、良い状態を維持するような治療が必要です。症状の強い方向けに当院では、注射薬や内服薬などの治療をお勧めすることもあります。詳しくは、診察時にお尋ねください。
乾癬(かんせん)
乾癬(かんせん)は、慢性的な皮膚疾患で、皮膚のターンオーバーが異常に早くなるのが特徴です。その背景には、免疫的な異常がかかわっていると考えられています。主な症状には、皮膚の赤み、かゆみ、厚い鱗屑の剥がれ落ちがあります。通常、肘、膝、頭皮、背中などに現れ、治療しないと長期にわたって持続・拡大します。関節炎などを合併することがあります。
治療内容
当院では外用薬、内服薬、局所の紫外線投与などを行います。症状の強い方には注射などの全身療法をお勧めする場合もあります。
蕁麻疹(じんましん)
蕁麻疹(じんましん)は、皮膚にかゆみを伴う赤い発疹が突然現れる疾患です。発疹ができる部分が膨らみ、かゆみを伴うことが多く、個々の発疹は数時間で消えますが、場所を変えてあちこちに出ることもあります。
治療内容
治療には、抗ヒスタミン薬が一般的に用いられます。原因が特定できた場合は、回避することが重要です。急性の蕁麻疹は数週間以内に改善することが多いですが、慢性の場合は長期的な管理が必要です。難治の場合には注射の薬を、お勧めする場合もあります。
水虫
白癬は、皮膚に真菌(カビ)が感染することによって引き起こされる疾患です。足の指の間や足の裏によく見られ、皮がむけたり、小さな水膨れを作ったり、皮膚の表面の角質が厚くなったりします。痒みはあることも、ないこともあります。足の白癬を長期に放置すると爪にも感染し、爪が変色したり、厚くなったりします。ただし、爪が厚くなっているからと言って、爪白癬とは限りません。検査をして診断する必要があります。
治療内容
治療には、抗真菌薬の外用や内服が用いられます。両足の裏から完全に菌がいなくなるように治療しないと再発します。
皮膚のトラブル
尋常性ざ瘡(ニキビ)
ニキビは、思春期以降の若者によくみられ、皮脂腺の過剰な皮脂分泌や毛穴の詰まり、アクネ菌の増殖によって発生する皮膚のトラブルです。主な症状には、赤い小さな膨らみ(丘疹)、膿を持つ膿疱、黒い点(コメド)があります。
治療内容
外用薬や内服薬(抗生物質や漢方薬)で治療します。治療すると個々のニキビは早く治りますが、出にくくなるまでには数か月の治療継続が必要です。生活習慣の見直しや適切なスキンケアも重要で、ニキビができやすい肌環境を整えることが大切です。